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坂出市観光協会が県などから委託されていた国立公園の清掃などの費用を不正に請求していたとされる問題で、香川県は、「調査の結果不正請求の総額は500万円にのぼる」としたうえで、観光協会側に今後、返還を求める方針を明らかにしました。
坂出市観光協会をめぐっては、県と県観光協会から委託された瀬戸内海国立公園の清掃などの作業を、契約した回数どおり行っていなかったことが明らかになり、作業の費用を不正に多く請求していた疑いが指摘されています。
この問題について、香川県は27日、県としてのこれまでの調査結果を公表しました。
調査結果によりますと、坂出市観光協会では、清掃作業にあたった市民ボランティアの印鑑を使って伝票を改ざんし、作業の費用を、県と県観光協会に2重に請求したり、実際より多く請求したりする不正があったということです。
これにより、平成19年度までの6年間に500万円余りが不正に多く請求されていたということです。
不正請求された費用は坂出市観光協会の事務費として使われ私的な流用は確認されなかったということです。
香川県は金額をさらに精査したうえで観光協会側に全額返還を求めることにしています。
これについて坂出市観光協会の事務局がある坂出市商工観光課では「市の調査結果などは28日に発表するので今の段階ではコメントできない」と話しています。
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