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高松市内の2つの小学校の調理場で給食に使う冷凍ブロッコリーの袋などから虫ピンのような金属が見つかったことを受けて、高松市教育委員会は27日、小・中学校の校長などに対し、給食の食材の安全確認を徹底するようあらためて指示しました。
高松市教育委員会は、27日、市立の小・中学校の校長や幼稚園の園長などを集めた研修会を開き、2つの小学校で起きた給食の食材への金属の混入について説明しました。
この中で、黒川康嘉教育長は、四番丁小学校と二番丁小学校の調理場で、給食の食材として納入した冷凍ブロッコリーの商品の袋などから長さ3センチほどの虫ピンのような金属があわせて3本見つかったいきさつを説明したうえで、「調理の際には常に不測の事態が起こりうるという危機意識をもってほしい」と述べました。
このあと研修会では、▼食材に異物が混入していないか、容器に汚れや破損がないかなどの安全確認を徹底していくことや、▼食材の異変に気づいた場合には現場の調理員から学校長や教育委員会にまですみやかに連絡が行き渡るよう日ごろから意識することなどをあらためて指示しました。
研修会に参加した校長の1人は、「今回の問題は原因が分からないだけに恐ろしいことだ。常に危機意識を持って安全管理にあたるしかない」と話していました。
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