愛．微笑

大相撲九州場所の幕下で全勝優勝し、十両への昇進を決めた真庭市出身の琴国が、２７日、真庭市役所を訪れて、市長らに昇進を報告しました。

琴国は、２７日午前９時半に、佐渡ヶ嶽親方らとともに真庭市役所を訪れました。

市役所の玄関前では、琴国の十両昇進を祝って職員から花束が贈られました。

そして、２階の市長室で、井手八紘一郎市長らに「皆さんの応援のおかげで十両に昇進することができました」と十両への昇進が決まったことを報告し、「次は、新十両での優勝をめざしたい」と抱負を話しました。

これに対して井手市長は「十両昇進は、郷土の皆が待ちに待っていた瞬間です。本当におめでとう」と応えました。

琴国は地元の中学を卒業した後、角界入りし、平成６年の春場所で初土俵を踏み、１５年かけて念願の十両昇進を実現させました。

琴国らはこのあと母校の勝山中学を訪れて、体育館で全校生徒を前に十両昇進を伝えました。

このなかで琴国は「自分は、１５年かけて目標を達成することができました。皆さんも目標や夢を持ってあきらめずにやってゆけば、必ずむくわれる時がくると思います」と中学生達に呼びかけました。